2007年11月08日

● 三賞亭

揚輝荘は北園の一隅にある三賞亭は大正7年に茶屋町(丸の内二丁目)にあった伊藤家本宅より揚輝荘に最初に移築した建物で、丸窓や竹のなげし、ベンガラ色の壁など品のいい煎茶の茶室です。


春に見たときは随分と傷んだ建物という印象だったのですが、今回の印象はいい雰囲気の茶室というものでした。こちらは内部も一般公開されていますので事前に申し込まなくても見ることはできます。

庭園内の紅葉はまだ色づいてはいませんでしたが、紅葉の頃また訪れたい庭園です。

ところで、揚輝荘といえば覚王山で、
私にとって覚王山といえば「シェ シバタ」が付き物なのですが、
この日は縁日が開かれていたためか、
店内は入るのをためらうぐらいの満員状況でしたので
食べずに諦めて帰ってきてしまいました。
新作ケーキのレポートを期待されていた 
このブログのファンの方申し訳ございません。m(. .)m  

Posted by 景虎 at 17:30

2007年11月07日

● 聴松閣

聴松閣は昭和十二年に新築された迎賓館で、山荘風の外観ですが、内装は英国、中国、インドの各国の様式がミックスしています。地下には留学生の描いたヒンズーの女神の壁画が残されています。
各階の木部の手斧化粧、透かし彫り、壊した壁から出てきた建設当時の暖炉の装飾に使われている天平時代のものといわれる亙など貴重な材料と匠の技が見られます。(パンフより景虎が抜粋)

伴華楼の次は北園を出て、隣接するマンションの傍を通って南園に向かいます。南園に入ってすぐのところに石でできた松坂屋の紋章があります。これは東海銀行の前哨のひとつであった伊藤銀行の本店の壁に掲げられていたものだそうです。

1階の奥の部分は建てられた当初はひとつの大きな部屋でしたが、留学生寄宿舎や社員寮として利用されているうち区切られたそうです。それで後から立てられた壁を壊したら出てきたのがこの暖炉です。(画像があまり良くないのですが手前の格子状のものが壊した壁の骨組みで奥が暖炉。その周りに装飾で使われた亙は東寺、西寺、など使われていて現在研究が進められていますが、天平時代のものだそうです。)

2階は英国、中国風の部屋に分かれた小部屋です。小部屋といっても6畳~15畳ぐらいあるスペースなんですけどね。

地下に移ってまず目に入るのがインド人留学生が描いたといわれるヒンズーの女神を描いた壁画です。このほかにステージのあるホールが設けられていて往時を忍ばせます。また 戦時中に防空壕として使われていたという地下通路に繋がる扉もありました。地下通路は現在は埋められてしまったそうで残念なことです。

  

Posted by 景虎 at 17:00

2007年11月06日

● 伴華楼

さて 揚輝荘の建物観覧に往復はがきで応募し、当選した葉書を持って揚輝荘に行くと少々指定時間前に到着しました。受付の方に尋ねると、北園の庭園は見学コースに入っていないそうなので、時間まで散歩することにしました。

観覧はガイドさんのざっとした揚輝荘の説明と見学の注意から始まります。注意事項で面白かったのが途中マンションの傍を通るので、そこでは騒がないでくださいというものでした。
説明が済むとまず伴華楼の内部を見て歩きます。


渡されたパンフレットによれば「伴華楼は昭和4年に尾張徳川家から移築した座敷と茶室に、鈴木禎次設計の洋間を増築していますが、時代、様式の違う建物を違和感無く一体化しており、伴華楼と総称しています。ここの座敷では伊藤次郎左衛門家の伝統行事が行われます。二階の洋間の暖炉には飛鳥時代のものなど、古代瓦が埋め込まれています。」と あります。
一番メインの徳川家の座敷の写真は行かれてのお楽しみということで。。。(単に撮影に失敗しただけなんだけどね)顔15


他にみどころとしては、2階座敷のにじり口のようになった障子や廊下のガラスが今と違っていびつさ、千年杉の欄間などが印象深かったのと同時に雨漏り後など老朽化も目立ちました。
我家も大正時代の建物を移築したものですので いろいろ興味深いものでした。  

Posted by 景虎 at 12:00

2007年11月05日

● 揚輝荘の建物公開


春にぢぢばばさんから教えていただいた揚輝荘の一般公開がこの秋にも再開されました。
それに加えてこの秋からは応募により建物内部の観覧もできるようになりました。

今回の建物公開は北園にある、昭和4年に徳川家から移築された和風建物に洋室を新築した、伴華楼(ばんかろう)と、南園の昭和12年に建てられ多くの留学生が過ごし、戦後は米軍に接収された、聴松閣の内部。そして 南園の庭園です。
南園にあって、川上定奴が一時住んでいたという「揚輝荘座敷」は現在調査中で
その内部の公開はまだ少し先とのこと、今回は外観のみの見学となりました。
揚輝荘の地図はこちら

内容が多いので数回に分けて紹介させていただきます。

揚輝荘の詳しい案内、建物公募の応募方法に関してはこちらのホームページでご確認ください。
http://www.city.nagoya.jp/kurashi/kyoiku/bunka/nagoya00043003.html  

Posted by 景虎 at 08:27

2007年05月26日

● 名古屋ぶらり旅(1)ドニチエコきっぷ&揚輝荘

名古屋市営交通が発行するドニチエコきっぷは、土曜、日曜、毎月の8日なら1日600円で1日中、名古屋の市バス、地下鉄が乗り放題の切符です。
近くに無料駐車場がなかったり、行っても1時間程度で長時間中かからない場所などを1日に数箇所周る場合に便利です。今回、この切符を利用して 名古屋を周ってみることにしました。

名古屋ぶらり旅のルールはあまり細かいスケジュールは立てないことにしました。
今回は、覚王山の揚輝荘と名古屋駅のミッドランドスクエアータワーに行くことだけを決め、
あとはその時の気分で行くことにします。

11時前に自宅を出て地下鉄に乗り覚王山に向かいます。
ぢぢばばさんのブログで紹介された揚輝荘は松坂屋の初代社長が昭和初期に建てた別荘で
譲り受けた名古屋市が今年の4月から6月19日までの火・木・土に無料で北庭園を公開しています。

写真は園内に現存している白雲橋

邸内は大樹が茂っていて、2~3℃涼しく感じる場所で、心地よい場所でした。
ところどころ土が軟らかく多くの人に踏み固められていない庭です。
よけいなおせっかいかもしれませんが、歩くルートを決めて
大木の周りは できるだけ人が踏み固めないようにしたほうが木にとってはいいような気がします。
園内のには、めずらしいコブシの大木があるそうでかなり花付きがいいそうです。
来年の3月が楽しみになりました。
戴いたパンフレットによれば10月以降も北園の庭園と建物の一部を公開するようで、楽しみな場所が増えました。
   

Posted by 景虎 at 20:56