2008年08月20日

● ヤム芋

北京オリンピック男子100mで驚異的な走りをしたボルト選手の父親が
インタビューで「力の源泉はヤム芋」と応えてから
ちょっと話題になっているようで少し調べてみました。

まず ヤム芋は Wikipediaによれば
ユリ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属 (Dioscorea) のうち塊根(芋)を食用とする種の総称とのこと。
そのため 広くは日本の自然薯やヤマノイモも含まれるそうです。
余談ですがアメリカ合衆国ではさつま芋を
アメリカに連れられてきた西アフリカの人が
ヤム芋と勘違いして呼んだことが広く定着してしまい
今でも混同して使われているそうです。

さて ではボルト選手が食べているのはどのヤム芋か?
このニュースを流したロイターではその記事で『世界記録更新を見た直後、
父親であるウェルズリー・ボルトさんは「間違いなくトレローニーのヤムだ」と語り、
同選手の走りはジャマイカ北西部の同地区で採れる特産品ヤム芋の効果だと喜んだ。』とあります。

ヤム芋の効用についてはこの地区では特別な薬効があると信じられており、
またお隣、台湾でも機能性食品としてここ数年ブームになっているそうです。
日本のヤマノイモに限って言えば、あのネバネバに含まれるムチンという物質が
タンパク質の吸収を助ける効果があるそうです。
また食べるときに注意したい点としてヤム芋の多くには青酸化合物が含まれていて
食用にするには毒抜きをするのも多いそうです。

調べてみましたが、結局 ボルト選手が食べていた
ヤム芋の写真や細かい品種名までは調べ出せませんでした。
この記事では沖縄の「ウベ」と呼ばれている芋のことと取れるような内容ですが
ボルト選手が食べていたものと同品種か否かはイマイチ疑問が残ります。

ボルト選手と同品種ということに拘らなければ、
夕方のニュースでは日本でも栽培されているとの話でしたから
探せば取り寄せられるかもしれません。
名古屋の市場関係者の話ではこれまで取り扱ったことはないそうです。

マラソンを走る直前に多くのランナーは
体にグリコーゲンを溜めるためにカーボローディングを行います。
2年前は蜂蜜の糖分で、また去年はパスタなどの小麦を中心にやってみましたが
ヤマノイモも効果が高いかもしれないと思うようになってきました。
こういう記事が載ったのも何かの縁でしょうから
今年のカーボローディングはヤマノイモを中心に考えていこうと思います。  

Posted by 景虎 at 22:28