2009年03月26日

● フルマラソンは甘くない! 東京マラソン後半

20km~25km  0:27:41
ハーフ地点、手元の時計で1時間53分台。いよいよハイライトの銀座通りを走り抜けます。銀座は悪天候にもかかわらず多くの人出がありました。此処を走れるのも東京マラソンならではのこと。東京マラソンが始まるまでは普通の市民ランナーが銀座の目抜き通りを走り抜けられるなんて誰が想像できたでしょうか?日本橋を曲がるとかなり強い向かい風にあいましたが「帰りは追い風になるさ」と前向きに考えていたら急に追い風になってどうやらビル風だったようです。

25km~30km 0:29:46
25kmからいよいよ本格的に足が動かなくなり、自分のペース感覚と時計とが乖離しはじめ、かなり焦るようになりました。ただ、4時間(サブ4)にはまだかなり余裕があるはず、5分半/km押していけばなんとかなるとまだ楽観的でした。それなのに5分半/kmのラップが刻めなくなってきて徐々に6分に近づきます。雨もパラパラきました。
 27km近辺のエイドに懐かしい人形焼があってほおばり、「子供の頃と比べて卵が少なくなったか?」なんて思いながら胸焼けがしてしまい私には失敗。種を抜いた梅干が美味しかったり、今度は食で東京を楽しみます。雷門ではテレビのクレーン車でしょうか門の前に据え付けられており景観をぶち壊しにしていて勝手にプチご立腹状態でした。

30~35km 0:30:02 
30km地点の通過タイムが手元の時計で2時間42分とサブ4には6分/kmで貯金が4分あるので(残りの必要時間1時間14分)大丈夫と思いましたが、6分/kmがきれません。今回もダメかなと思ったら後ろを走る女性ランナーから「がんばりましょ~!」との声。どういうわけかこの声で足が回復し始め彼女から遅れないようにがんばりました。
それで何とか30分02秒と6分/kmがほぼ維持できました。

復路の銀座はさらに沿道の観衆が増え、一層鳥肌物のコースになっていました。景観、人出、と東京マラソンならではのものを楽しんできましたが、最後の名物は私設エイドの多さでしょう。お店単位や同業者組合が設営している大掛かりなものから家族単位でバナナやみかん、チョコを出してくれる人の多さにはびっくりです。もう少しあとの昼過ぎの時間にはお汁粉やミニおにぎり、味噌汁が出されていたようで、ランナーのニーズが良くわかっている私設エイドでした。私もこの辺りの私設エイドでエネルギージェルをいただいて生き返り、いよいよ東京マラソンの難所、ラスト7.195kmに向かいます。

35km~40km    0:31:14  
そしてドラマの最終7.195kmが始まりました。35kmを過ぎて角を曲がると目前には佃大橋が迫り一瞬くじけますが「いびがわマラソンのコースにある坂よりは楽」と自分を叱咤し、腕のピッチを落とさないように気をつけながら小刻みに足を運んでクリアー、豊洲を抜けて東雲に入る橋の坂もきつかったけど、これもなんとかクリアー。後はゴールまでキツイ坂はないと考えていたら地図やコース映像を見たときには見落としていた40km手前の坂がいちばんきつく感じもう少しで歩き出すところでした。事前に下見をしないと思わぬところに落とし穴があります。なんとか歩かず坂を下ったところで40km。時間は4時間まで約15分。残り2.195kmを6分半/kmぐらいならサブ4できるとこのときはまだ思っていました。

40km~Finish   0:13:28  
 40km直後の給水所でちょっとした事情で小刻みにペースを上げ下げしたら足に負担がかかってしまったようで両足のハムストリングスが攣りだしました。残り時間は14分ほど。 1分と決めて道端に寄ってストレッチ。完全には回復しませんでしたが、今度攣ったらサブ4は諦めるるしかないという状況で走るのを再開しました。足に「攣るなよ」といいきかせながら徐々に加速。周囲においていかれない速度まであげていっても脚はなんとか動き続いてくれました。

後はもうゴールを目指すだけ。スピードを緩めてもあげても攣りそうな足の感じで、ただ”持ってくれ”とだけ願い、前だけを見て身体を進めます。42km地点にあった時計は4時間を過ぎていて一瞬ぎょっとしましたがグロス表示なのを思い出して、最後195mは全力疾走。グロスで4時間02分台でゴールしました。ゴール時には多少放心状態だったのか時計を止めるのを忘れてしまい、思い出して止めた時はサブ4ギリギリで達成という時間だったために誤差の範囲でネットタイムも4時間を越えてしまうかもしれません。このブログの説明にも書いてあるようにサブ4達成は私のひとつ夢ですから、達成がはっきりしてから改めて喜びたいと思います。(毎日公式サイトで確認しているのですが、なかなか公表されません)

1月から走り込んで月250km前後を踏み、15kmBU走も5分/kmから上げられるようになって”あわよくば3時間30分も狙えるかも”と思って臨んだ東京マラソンでしたが、改めてフルマラソンは甘くないということを実感した東京マラソン2009でした。


最後になりましたが、この大会はボランティアの働きが素晴らしいものでした。
もちろん他の大会でもほとんどのボランティアの方は好感をもてるのですが
近くにランナーがいるのに煙草を吸っているボランティアの方や
「何でこんなことをしなくちゃいけないんだ!!」といやいややっている人や
「お前ら俺の言うことを聞け!!」という雰囲気を出している人がごくまれに見られます。
そういった嫌な雰囲気が今回の東京マラソンの私の周りでは一切ありませんでした。

おかげで 景色で楽しみ 人の多さで楽しみ 食で楽しみ 多くの人の善意を楽しませてもらって
最後は放心状態に近くなるまでマラソンを楽しむことができ、とても心に残る大会になりました。

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Posted by 景虎 at 22:28

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この記事へのコメント
改めて、お疲れ様でした。

ランナーの気持ちがよくわかる私設エイドというのは、本当に嬉しいですね。抽選に漏れたランナー達が、エイドという形で大会を盛り上げたのかもしれません。

今回のペースダウンの仕方には、サブフォーへの意地をすごく感じます。普通、がくっとくるところを、何とか死守しようという強い意志と、持ち前の冷静な判断で、見事に目標達成ができたのだと思います(まだ、正式決定じゃないとのことですが、私はそう信じてます)。

女性の一声!超起爆剤ですね。印象的な言葉で、5kmぐらい走れちゃうこと、ありますよ。
Posted by nakachan at 2009年03月27日 07:14
レース&レポお疲れ様でした~^-^!
東京マラソンは応援がきれることがほぼないので、かなり応援にも助けられたのではないでしょうか??田んぼのど真ん中をグルグルするコースだと気が萎えますもんね。
それにしてもやっぱりフルマラソンで記録をだす、ということはとっても難しいことなんですね。夢の4時間切れてるといいですね!!
Posted by トモ☆ at 2009年03月27日 22:34
>nakachanさん
東京マラソン凄いですよ。
私設エイドがランナーに大盤振る舞い。
お店は交通規制で商売あがったりでしょうにね。
意志というより見栄だと思います。
男ですから女性の声でももちろん頑張れますが、
変な話このときは 天啓のように受取りました。

>トモ☆さん
ええ あの応援は120%がんばれますよ。
景観も 沿道の人も最高でした。
私には難しいサブ4でしたから夢でした。
Posted by 景虎 at 2009年03月27日 22:55
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