2009年11月17日

● AEDの誤解

数年前までは火災責任者を務めていたり、消防訓練の責任者を務めたりしていて
心肺蘇生の講習も受けていたし知識もあると自負していました。
その後 AEDが一般的になって講習は受けたことはありませんでしたが
テレビや雑誌の情報で使えるような気になっていました。

先日 AED講習を受けてきて 今までのAEDに関する知識は 
かなり使えない知識だったと反省し、同じ誤解をしている人も多いんじゃないかと思い
かじりかけの知識で少々怖いのですが、「続きを読む」にまとめてみました。

にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・・マラソンへ 人気ブログランキングへ
↑ジョガー達の楽しいブログがいっぱい。
私が講習を受けて認識を改めた点としては

1 AEDは心臓を動かさない。
   心室細動に陥った心臓を元に戻すにはAEDが有効で唯一の手段。
   だが、痙攣を起こした心臓にAEDが助けて動き出すと思っていたが、
   AEDは心臓の動きをリセットする働きしかないそうだ。
   (パソコンのリセットボタンのような働きと解釈した。
    再起動するのは本人の持っている力と心臓マッサージの助けと理解する)

2 AEDは心室細動と判断しなければ動かない。
   誤作動を防ぐため、AEDが解析をして電気ショックが必要と判断しない場合は
   電気ショックをかけられないようになっている。
   心臓が完全停止している場合にはAEDは稼動しない。
   AEDが作動しない場合でも傷病者が動かなければ とにかく心マを続け救急隊を待つ。

3 AEDは解析と電気ショックの2回 傷病者から離れる必要がある。
   映画やTVの電気ショックのシーンではショックを与える際の1回で済んでいる。
   (モニターに繋がれているので解析する手順が必要ない)
   AEDでもショックを与える1回だけが傷病者から離れる手順と思い込んでいた。
   AEDの場合は誤作動を防ぐため解析の際にも患者に触れてはならない。
   
4 「AEDがあれば助かる。」という過信・依存
   AEDへの過信が高すぎてAEDが到着すると
   装着やショック後の効果確認に気が行ってしまい
   心臓マッサージを中断してしまうのが一番悪い。
   AEDショックの後、すぐ心マを再開。
   (マニュアルは心臓が動いたか確認とあるが、
   確認のために中断するよりも、
   心マを再開すれば、効果があれば傷病者が嫌がるので、
   そうしたら様子を見る。としたほうが実践的)

講習から判ったことを正確に書いたつもりですが、誤解しているかもしれません。
内容が内容だけに講習会のチャンスがあれば積極的に参加するのをお勧めします。

このところマラソンブームで参加者が多くなった分、
ランナーであればトラブルに遭遇する可能性が高くなってきたと思います。
ランナーの方は積極的にAED講習を受けられることをお勧めしたいと思います。

ちなみに日本では、各地の消防本部や日本赤十字社がAED講習会を開催しているそうです。また「救命講習  ○○○」や「心肺蘇生法 ○○○」 「AED講習 ○○○」で(○○○に住んでいる自治体名を入れ)検索すれば講習会の情報は入手できると思います。

万が一、身近な人が心停止になったとき、後悔だけはしたくないですね。

Posted by 景虎 at 22:28

この記事へのトラックバックURL

http://kagetora.mediacat-blog.jp/t45550
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい