2011年01月02日

● 『賢く走るフルマラソン』

正月休みを利用して本を借りてきて読んでいます。

『賢く走るフルマラソン』田中宏暁 著  
2005年3月 第1版

ニコニコペースの運動による老化や肥満の解消など、注目の研究を発表されている福岡大学 田中先生の著書。フルマラソンを走るためにはニコニコペースの練習で十分という仮説を立てられ、45歳のときご自身でも実践されて3時間30分3秒で走られる。また翌年には「効率よく速く走るには体重を減らすのが良い」と減量して サブ3を達成し、さらに50歳で 2時間40分を切る記録を出されている。

私も トレーニングにあわせてダイエットがフルの自己ベスト更新には大事という考えを持っているのでお墨付きが与えられた一冊でした。


また ユニークと思ったのが 「大会前の調整では1週間前にニコニコペースで30kmを走り 筋肉にあるグリコーゲンを空にして2~3日高蛋白・低脂肪食を採ってから炭水化物を溜める方法でカーボローディングをするというやりかた」 や 「大会当日は炭水化物や甘いものを摂るよりインシュリンを出さない観点からの食事構成にする。」「ウォーミングアップで数キロ走るのはもったいない」など生理学の観点から解説されていて興味深く、現在のマラソンのセオリーが主として運動能力の高い先人達の経験から導かれていることに対して、違う観点からの考察が紹介されていて大変面白く感じました。

そうはいっても 1週間前の30km走などは、大会1週間前に30km走ってもベストランが出来る走力があるという人のできるの調整法と思います。私のレベルで1週間前にニコニコペースといえど30km走ったら本番はがたがたになるおそれの方が強いですから、そのまま真似はできませんが、筋肉にグリコーゲンを如何に溜めるかという観点からの調整法として興味深く読みました。

また この本の95ページに5000mやフルのもちタイムからインターバル走のペース設定ができる表が掲載されています。(フランク・ショーターの自叙伝を元に田中先生が計算して算出した数値)。このペースを自分では試してはいないので この表の有効さはコメントできませんが、インターバル走のペース設定はネットではあまりみつけられませんので、この本で掲載されていることをご紹介します。

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Posted by 景虎 at 13:44

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